この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
SNSへのとある書き込みに対し、発信者情報開示請求訴訟を起こされ、携帯電話会社から意見照会書が依頼者様の元に届けられました。その投稿はたしかに自分がしたものの、正当な表現であると信じ、納得がいかないことから相談にいらっしゃいました。
解決への流れ
意見照会書に対し、事実上・法律上の反論をしたことが一因となり、発信者情報開示請求訴訟は非開示の結果となりました。第三者からの請求や訴えられる可能性がなくなりました。
インターネット上での書き込みに対し、発信者情報開示請求訴訟が起こされると、書き込んだ方に対し、携帯電話会社や通信会社(プロバイダー)から、「意見照会書」という書面が届きます。突然法律的な難しい書面が届き、放置されてしまう方もいらっしゃいます。ところが、ここで適切な反論を行わないと、開示されないはずの書き込みが開示されてしまったり、その後行われる損害賠償請求で不利な立場に立たされてしまいます。不当な開示請求はもちろん、正当な開示請求に対しても、意見照会書に弁護士が入ることによって被害を最小限度に抑えることが可能です。