この事例の依頼主
男性
相談前の状況
被疑者は、被害者にタバコの火を押し当てたとして傷害の罪で逮捕・勾留されてしまった。被疑者は、そのようなことはしていないと一貫して否認していた。
解決への流れ
被疑者と被害者との間に面識はなく、被害者は3人組の青年であった。3対1の状況で被疑者が犯行を行うことは考え難く、被害者の供述以外の明確な証拠はなかったことから、被害者供述の不自然な点を徹底的に追及し、結果的に嫌疑不十分で不起訴処分となった。
男性
被疑者は、被害者にタバコの火を押し当てたとして傷害の罪で逮捕・勾留されてしまった。被疑者は、そのようなことはしていないと一貫して否認していた。
被疑者と被害者との間に面識はなく、被害者は3人組の青年であった。3対1の状況で被疑者が犯行を行うことは考え難く、被害者の供述以外の明確な証拠はなかったことから、被害者供述の不自然な点を徹底的に追及し、結果的に嫌疑不十分で不起訴処分となった。
供述証拠は、内容が真実と合致しているとは限らないため、矛盾した点や不自然な点がないか詳細に検討する必要があります。実際の現場に行ったり、同じ状況を再現してみると、供述が虚偽であることが判明することも少なくありません。被害者の供述が唯一の証拠である場合などは、冤罪を防ぐため、早期かつ迅速に対応する必要があります。