犯罪・刑事事件の解決事例
#成年後見

成年後見人を務めていた方の夫が亡くなった事例

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石川 賢悟 弁護士が解決
所属事務所弁護士法人山本総合法律事務所
所在地千葉県 千葉市中央区

この事例の依頼主

80代以上 女性

相談前の状況

依頼者の成年後見人を務めている中で、夫が亡くなり、子供がいなかったため、夫の兄弟姉妹・甥・姪に相続権が発生しました。

解決への流れ

相続人の数が10名以上、その居住地も東北から関東近郊と広範囲に渡り、相続関係を確定し、相続人の所在を特定し、分割協議書に署名・捺印を頂くのに苦労しました。また、相続手続の準備を進めているうちに、依頼者自身の体調も悪化してしまい、最後は遺産部活協議書を持って埼玉・東京の相続人の方を一日で尋ねて回り、急いで分割協議を成立させました。また、自宅住居についても、なかなか買い手が見つからないような物件でしたが、近隣の方と交渉し、引き取って頂き綺麗に整理することができました。

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石川 賢悟 弁護士からのコメント

高齢の方で、兄弟姉妹が相続人になるケースでは、相続人の数が多くなりがちなので、予め遺言で相続方法を整理・指定しておくことが重要です。また、近年は専門職を後見人として指定すべき事案も増えてきています。ご自身やご家族の財産管理にご不安を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。