犯罪・刑事事件の解決事例

ウクライナ人妻とイギリス人夫との間の離婚事件

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豊島 秀郎 弁護士が解決
所属事務所豊島法律事務所
所在地大阪府 大阪市北区

この事例の依頼主

女性

相談前の状況

本事案も、解決事例①と同様、外国人妻と日本人妻との離婚事件でした。ウクライナ人妻は日本に居住し、日本人夫はウクライナに居住していました。妻は、日本で音楽家をしており、弊職の知人の音楽家を通じて紹介を受け、受任に至りました。

解決への流れ

事件に着手し、解決に尽力致しました。ウクライナ在住の日本人夫に対し、日本のウクライナ大使館を通じての訴状等の送達・呼出しも致しました。それにあたり、夫のウクライナ国内での住所確認のため、追跡可能なEMS(国際スピード郵便)を予め送付し、実際に夫がそこに住んでいるかどうかを確認して、送達を行いました。

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豊島 秀郎 弁護士からのコメント

本事案のような離婚事件では、どこの国で裁判を起こすかという問題(「国際裁判管轄」といいます)と、どこの国の法律に従って判断するかという問題(「準拠法の指定」といいます)があります。本事案では、当時の最高裁平成8年6月24日判決にしたがい、ウクライナの当時の経済情勢、子の養育状況、当事者の就労の状況等から、依頼主に最も利益が適合する日本で裁判を提起し、日本の法律に従って判断されるべきという、弊職の主張が認められました。日本と外国では、婚姻に関する制度が異なっている場合が多く、「国際裁判管轄」と「準拠法の指定」は、極めて重要な問題です。