この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
交際相手からプロポーズされ、お互いの親へ挨拶もし、婚約指輪の注文をしたり、結婚式場を予約し、結婚式に向け打合せを重ねてきたのですが、突然、結婚出来ないと言われ、音信不通になってしまいました。
解決への流れ
突然の出来事に、私は精神的ショックを受け、しばらく何も手につかなかったのですが、どうしても納得出来ず、弁護士さんに相談をしたところ、彼に対し、不当に婚約が破棄されたとして損害賠償の裁判をすることとなりました。当初、彼は、自分に非がないと主張していましたが、最終的には、彼に非があるとして、解決金を支払ってもらうことが出来ました。
そもそも婚約が成立していなければ、婚約が不当に破棄されたとして損害賠償請求をすることは出来ません。もっとも、結納を交わすことが少なくなっている昨今では、婚約が成立しているか否かの判断自体争われることがあります。また、今回のケースのように、婚約は成立しているが、正当な理由に基づく破棄であると争われるケースもあります。今回のケースでは、依頼者から事情を丁寧にお聞きし、それを裁判所に伝えること出来たことが、良い結果に繋がりました。