この事例の依頼主
40代
相談前の状況
健康食品会社が運営するサイトの広告表現やアフィリエイトによる記事に関し、管轄行政から指導が入っている状況での相談です。会社としては、相応の根拠がある記事であり、また他社動向も踏まえて、指導に対抗できる部分は行いたいという要望でした。
解決への流れ
問題の広告表現等を確認の上、①、景表法の執行状況の現況、②、アフィリエイトによる記事についても、景表法による措置命令等の対象となっている前例があること、等を御説明して、対応をアドバイスさせていただきました。また、継続的に広告表現をチェックする業務も行う予定です。
通販サイトをはじめとする広告表現においては、他社との差別化を図るため、なるべく訴求力のあるコピーを用いたいところです。アフィリエイトを利用する方法も多く用いられています。ただ、健康食品や化粧品については、景表法、薬機法、特定商取引法(通販等の場合)の各規制があり、広告表現には、法的な視点からのチェックが不可欠です。「他社が行っているから」というのは理由にはならず、万一、行政処分を受けた場合のリスクは非常に大きいです。よって、法的な視点からアドバイスができる弁護士への依頼を行う企業は非常に多くなっています。